2011年12月15日木曜日

日本の国柄と神道

第218回 経営者モーニングセミナー泉区中田御霊神社宮司
ボーイスカウト横浜第31団団長   宮本 忠直 氏


















ピンと張り詰めた冬らしい空気が身をさらに引き締めてくれます。
ふたご座流星群のピークとなった本日の明け方、流れ星に導かれるように松本第1ビルは元気な朝を迎えました。

本日は斉藤会長のボーイスカウト仲間でもあり、地元の宮司さんでもある宮本忠直氏をお招きし、地元戸塚と日本に生きる精神についてお話いただきました。


『敬神崇祖(けいしんすうそ)』は日本の日本人のごく自然な宗教観。

まずはじめに昭和初期に作られた鎌倉郡中和田村(今の泉区あたり)の古地図を使って御霊神社の場所と地域のつながりをご紹介いただきました。
現在、泉区には20社の法人格を持った神社があり、そのうち中和田地区にある17社の神社を御霊神社、宮本宮司が神主として務めています。

鯖大明神、左馬神社、左婆神社…すべて「さば」と読む。

「さ」とはその昔、岬や先端のことをいい、その地域に侵入しようとする不必要な文化や気の流れをこのような神社を祭って断ち切ったものといわれています。
この根源が日本の皇室文化にある、と宮本氏は説かれました。

天皇という皇位ができて約2600年。

日本人はこの皇室を途絶えさせることなく現世まで崇敬してきました。
この文化は世界のどこを探しても類を見ない、日本の確たる象徴となっています。
文化は作っては壊し、作っては壊しの連続で歴史として作られていきました。
中国4千年の歴史といえど、漢字などは途中で途絶え、日本から逆輸入された文化だそうです。
それだけ日本の文化は「壊れる」ことがなかった…これは堆積の文化を大切にし確立している日本人の『国柄』の現れだと言います。
この「国柄」を日本人として守らねばならない、と宮本氏は仰りました。

本日は宮本氏より「日本大好きセット」と呼ばれる日本人として忘れてはならない3点のミウラ折りの紙をいただきました。

それぞれには

①「日の丸・君が代」
②日本人の生き方と確かな道徳教育でもある「教育勅語」
③古事記の神々と五十柱一覧が載った「日本の神様」

が書かれたものです。


次週のモーニングセミナーは(社)倫理研究所より
法人アドバイザーの盛田良次様をお招きし
商売繁盛の秘訣」をお話いただきます。

2011年最後のモーニングセミナーとなります。
ふるってのご参加、心よりお待ち申し上げます。


(文:広報委員 北原康裕)

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